Cinebanch R15でCPUシングル174、マルチ1737でした。
CPU電圧はオフセットモードで-0.1Vと割と減らしてみても、
その他Autoのままで自動OCしまくり。
メモリは全然詰めてなくて、DDR4-2666の定格。
手動でOCするつもりはないけれど、
設定を突き詰めていけば更に伸びそうです。
今は解決しましたが、悩んだ点が2つあったので記しておきます。
メモリの挙動がおかしい
https://www.ark-pc.co.jp/i/11785001/
購入したのはコレ。
Arkが選別したDDR4-2666ネイティブなサムスンメモリ。
1ランク且つBダイで、
今3万円ほどするDDR4-3200や3466メモリなんかも中身は同じもの。
チップの選別は行っているんでしょうけれど。
素性の良いメモリなハズなんですが、
BIOSのAuto設定だとネイティブな2666でも1.4Vに盛られます。
いくら何でも高すぎだろうと定格1.2VにするとPCが起動しません。
・・・?
Autoだとタイミングがきついのかな?と20-20-20に緩めても立ち上がらず。
メモリの電圧を1.35Vまで上げてみると、16-16-16でも立ち上がってきます。
まだ定格の2666でコレです。
1.35Vでの運用って、3200以上を狙うOC目的のハズなのに。
いくら何でも何かがおかしい。
そう思って調べてみて・・・やっと分かりました。
メモリタイミング設定の下の方に並んでいる “Proc ODT”
これがAutoのままではPostしない事があるそうです。
ここの数値を変えればOK
設定可能な数値の中央あたりで43.6を選択しました。
ココを変えるだけで、定格の1.2Vでメモリが2666駆動しています。
これでやっとメモリを詰められるようになりました。
Ryzen DRAM Calculator を参考にまた弄ってみる予定。
Windows 10のライセンスが移行できなかった
Skylake環境では、Windows 7→10の無償アップデートを利用していました。
ここでローカルアカウントではなく、
マイクロソフトアカウントを作成してWindows 10に紐付けしていれば、
PCを組み替えてもライセンスを移行できるとのこと。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
そう聞いていたので、最新のWin 10をDL
Ryzen環境でインストールする時は、プロダクトキーなしを選択。
さくっとWin 10が入った後は、真っ先にチップセットやドライバを入れ、
さらにアンチウイルスや常用ソフトだのを入れていって、ライセンス認証を後回しに。
だいたい環境が固まったあたりで、ついにライセンス認証
アカウント認証→トラブルシューティング→MSアカウントでログイン
→現在のPCが表示されるので、チェックして認証→エラー発生。
何度試しても最後にエラー。
時間を空けて試してもエラー。
え?OS買い直し?
ちょっと焦りましたけれど、自分の行った操作を一から見直して原因発見。
常用環境構築ついでに、Windows 10の情報収集機能をOFFにするツールを使ってました。
このツールがライセンス認証サーバーとの通信を遮断していたのでは?
手動でツールを削除しても、何か痕跡が残ってトラブルが起きるかも?
なんてイヤな予感がしたため、もう一度Windows 10をクリーンインストール。
今度は真っ先にライセンス認証にチャレンジしてみたところ、
無事にマイクロソフトアカウントによって認証されました。
完全に私のミスですね。
以上、今回のPC組み上げで大いに悩んだ点でした。
動画エンコード速度は、Skylake 6700Kから2~3割増し。
Avisynth 2.6MTとAVX2のおかげで6700Kでのx265エンコードも早かったのですが、
定格の2700Xでさらに早くなっています。
AVX2をOFFにしない場合、6700Kとほぼ同等でした。
2700Xではエンコード中のCPUにまだまだ余裕があるので、
Avisynthの設定を詰めれば、もっと上を狙えそうな気もします。
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