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起動不能になったPCのライザーカードにPT2を100回刺し直したら正常動作した話

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昨年久しぶりに組み上げたPCで起きたトラブルの話です。

Ryzen 7700
MSI B650 Tomahawk Wifi

 

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この環境に2019年から使っているライザーカード
エアリア 拡張ボードの旧世主 第二章+PT2 を導入したところ
PCが起動しません。

BIOSにすらたどり着けずに、ずっと黒い画面のまま。

 

マザーボード上のエラーランプを見てみると
赤色のCPUエラーが点灯したり橙色のメモリエラーが灯ったり。

ライザーカードを外してみると、もちろんPCは正常稼働。

 

このライザーカードを5年も使ったし壊れたのかな~と
近所のお店で エアリア 拡張ボードの旧世主 Savior を購入。
→まったく同じ症状でPCが立ち上がりません。

 

あれ?PT2が壊れた?とあせりつつ押し入れの奥からPT1を取り出して装着。
すると今度は普通に立ち上がって・・・デバイスドライバでPT1が見つかりません。

でも大丈夫。
こっちの症状なら何度も経験しています。
PT1を刺し直せばOK

 

そう考えてPT1をライザーカードに刺し直してみると、PCが起動しません。

 

 

またPCIe→PCI変換ライザーカードが故障~Ryzen 2700Xは生きていたのかも?
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この状態は記憶にあります。
ずっと正常動作していたのに、
メモリ交換を切っ掛けに中華ライザーを刺しているとPCが起動しなくなりました。

当時はライザーカードが悪いんだろうと判断して
拡張ボードの旧世主 第二章 を購入して済ませましたけれど、今回は新品でも起動しません。

 

 

・・・実はライザーカードは悪くないのでは?

 

今まで触れたことのあるPCIカードを振り返ってみると、
素直に認識されるものばかりでもありませんでした。

「ちゃんと計算されてる。角度とか。」のネタではありませんが
何故か斜めに刺さないと動かないカードもありました。

 

 

頭の中でそんなネタが反響してしまうと、もう試さずにはいられません。
マザーボードに刺すPCIeスロットは変更せず、
ライザーカードのPCIスロットへ上下左右色んな方向へほんの少し傾けたPT1を刺してみました。
ざっと100回ほどチャレンジ。

 

 

結果。

 

7~8割くらいの確率でPCが起動しません。
2~3割くらいはPCが起動するもののPT1を認識せず。

そして2回PCもPT1も正常動作しました。

起動しない時の多くは橙色のメモリエラーが点灯していました。

 

 

 

ライザーカードの作りが粗雑で上手く接触できない?
という可能性が大きそうに思えますけれど、おそらく違います。

 

 

https://www.area-powers.jp/product/others2/4580127692501/
最初に試した 拡張ボードの旧世主 第二章 では
PT2とライザーカードはプラケットにてガッツリ固定されています。

旧環境で正常に動作していたのに、AM5環境に刺したら起動しなくなりました。
ライザーカードの接点だけが問題とは思えません。

 

 

G.Skillの3600MHz/32GBメモリが届いた!→各種ベンチ通った!→Ryzen 2700X死んだ!
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それにX370環境でメモリを交換したら
中華ライザーが原因でPCが起動しなくなった事件もあります。

 

 

すべてはBIOS次第というかAGESAのご機嫌次第な気もするのですが、
実際のところは分かりません。
頻繁に出ていたメモリエラーから、
起動時のメモリ割り当てに何らかの問題が発生してるんでしょうか?

 

 

ほんのちょっと斜めに刺すだけで動作したPT1ですが、
そのまま1ヶ月ほど正常に動いていました。

でも拡張ボードの旧世主 SaviorではPCIスロット部分の固定が不安だったので
昔買った拡張ボードの旧世主 第二章に戻したうえで、PT1→PT2に変更。

 

もちろんこの組み合わせでも数十回刺し直すことで
何故か上手く動く事例を引き当てる事ができました。

そこで専用のプラケットにガッチリ固定。

 

 

ライザーカードに関するAmazonレビューに
動作しないといった星1レビューがありますけれど、
試行回数を重ねたら動いたんでしょうか。

 

2020年代半ばのPC環境が
どうしてこれほどアナログに左右されてしまうのかよく分かりませんけれど。

 

もしPT1/2とライザーカードを入手されたのに全然上手く動かなかった時は、
ダメ元でPCIスロットの方を何度も刺し直してみてはいかがでしょうか。
正常に動くかもしれません。

ダメだったらごめんなさい。

コメント

  1. 匿名 より:

    ほとんどテレビも見ないし録画もしなくなったけど
    たまにスポーツとか見たくなる時があるから昔買ったPT3挿してある

  2. 匿名 より:

    メモリで似たような症状あったのですが
    接点復活剤で何度か端子を磨いたら直ったことが

    • OZ より:

      PT2も発売から15年になりますしね

      古くなると端子部分に酸化皮膜が形成されることもあると知識はあっても
      実際にこれほど長期間使用したPCパーツは初めてでよく分かっていません。

      ずっと通電していても皮膜が出来たりするんでしょうか?
      と思って今調べてみたら
      空気はいつでも端子部分に入っていて酸化は進行するんですね

  3. 匿名 より:

    どこでもいいからネイティブPCIスロット搭載マザボを作ってくれ!(届かぬ願い)

    一番いいのは録画専用機を(令和の時代に?)用意することなんでしょうね
    Ryzenの第一世代の頃のマザボはまだPCIスロット搭載が多少あったはず、確か初代トマホもそう
    Ryzen5000番台までは乗るから意外と最近の環境にはなるんですよね

    • OZ より:

      PCIスロット搭載のマザーボードって最近でも発売されていたんですね

      そういう製品を押さえておいた方がいいんでしょうか

  4. 匿名 より:

    新しいラノベのタイトルですねわかります

  5. 匿名 より:

    安いPCケースしか買わないからか毎回組む時に拡張カードが微妙に斜めになるんですよね
    それでも普通に動いてパーツとしての性能は発揮してくれますけど
    アナログに左右されるということはフーフーしたりバンバン叩く解決法が使えるというメリットでもありますね笑

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