10年ほどASUSのサウンドカード Xonar D2X を愛用していたのですが、
Windows 11用のドライバがないため
現在はMSI B650 TomahawkのオンボードサウンドALC 4080 を利用しています。
「昔と違って最近のオンボードサウンドは充分な性能だから、わざわざサウンドカードを追加する必要は無い」
なんて言われたりもしますけれど、
Xonar D2X と ALC 4080 は全然違います。
あくまでアナログヘッドホン出力を聴いた素人の感想となりますが、
オンボードのALC 4080になると
ベースが聞こえなくなったりピアノの音が一部消えていたり、
ゲームでも定位感?が薄くなって音が出てくる方向があやふやに。
何とかしたいなと思っていたところ、先日面白そうな物を見つけました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CZ455K2C
タイプC接続でドングルタイプのUSB DAC
チップはALC 5686/出力30mW@32Ω/S/N比:120dB以上とのこと。
MUSE HiFi M1と中身は同じ?
これに手を出そうとしたところで、
ALC 4080からALC 5686に乗り換えるのも何だかなぁと思い直して
Ali Expressで別のUSB DACを購入してしまいました。
https://ja.aliexpress.com/item/1005007145666765.html
DACチップにConexantのCX31993を採用しているほか
アナログアンプチップにMAX97220が搭載されています。
注文から6日で届きました。
セールでお値段1,500円ほど。
USB CからAへの変換コネクタが付いてくるのも有り難い。
さっそくPCに接続してみると・・・音が割れてガビガビしてます。
動画を再生してみると音が遅れて聞こえます。
別のUSBポートに繋いでも酷い音。
何コレ・・・と絶望したまま10分ほど経過したところ、急に澄んでクリアな音に。
何が起きたのかよく分かりませんけれど、無事に動いて良かった。
さすがにオンボードの ALC 4080 とは全然違います。
音に厚みが出てますし、
Xonarで聞こえていたのにオンボードでは消失したベースの音にも再会出来ました。
ボーカルの息遣いも聞こえてきて、
ALC 4080に代えた当初は音のボヤけっぷりに嘆いていたことを思い出しました。
こんな小さなパーツで劇的に音質が変わるものなんですね。
で、最後に奇妙な出来事が。
USB 3.0の延長ケーブルを使ってテストを行い感激していたのですが、
100均で買ってきたUSB 2.0の延長ケーブルに代えたら音まで変わりました。
中音域は変わらないものの低音が弱くなった?
そんなまさかと思いつつUSB3のケーブルに交換したら低音が出ています。
2に戻すと妙に音が軽い。
もちろん音量やサウンド関連の設定は同じです。
アナログの延長ケーブルならともかく、
USB2だろうが3だろうが同じデジタルデータがDACまで届くはずなのに何故?
USB 3の延長ケーブルは結構太めなので、ノイズをシールドしてるんでしょうか?
それともアナログアンプで使用できる電力がUSB2と3で異なるとか?
理由はさっぱり分かりませんが、
もちろんUSB 3.0の方の延長ケーブルで利用していこうと思います。
コメント
PCで音楽聞いてるのならFxSoundっていうソフトがおすすめ
あとはまぁ再生ソフトにもこだわってみるとか
音にこだわるならUSBケーブルにもこだわれというオーディオ界隈の言説は事実でしたか
非公式ドライバでwin11でも使えるらしいっすね
ヘッドホンは何を使っていますか?私は定番のCD900STを使っていますが、解像度が高くおすすめです。
>>FxSound
ありがとうございます。
こんなに細かく設定出来るソフトが無料で提供されていたんですね。
これは面白そうです。
>>オーディオ界隈の言説
怪しげなお話だな~と疑ってましたけれど、今は混乱しています。
ホントに何故音が変わるんでしょう。
>>非公式ドライバ
有志の方が開発されたUNi Xonarドライバにも長年お世話になってきました。
でもXonarは2008年発売と古すぎて、Win 10環境でちょくちょくBSODを召喚してまして
さすがにもう諦めました。
>>ヘッドホン
とくにこだわりはなくって、家電量販店で5,000円ほどの物を乗り継いでいます。
適当に買った安物ヘッドホンでも
サウンドカード次第で音が眠かったり澄んでいたりと極端に変わるのが面白いなと
一時PCオーディオに嵌まった時期もありました。
別にケーブルそのものの品質ではなく、単純にUSB2.0→MAX500mA=2.5W、USB3.x→MAX900mA=4.5Wの仕様によるものだと思います。
低音に変化が出るというのが、正にアンプへの供給電力で左右される部分ですので…アンプは据え置きだろうがポータブルだろうがデカい電力があってナンボの部品です
来年は電柱を建てないといけませんね
何か見た事あるなと思えばAmazonで売っていたアミアミケーブルのCX31993ですね
あれ当たりハズレが極端で、当たりなら実用レベル、ハズレだとゴミ箱に一直線の2択でしたから
当たりを引かれたようですね(安いので一時挑戦者が多かった)
>>正にアンプへの供給電力
やっぱりアンプなんでしょうか。
でもUSBオーディオってまだUSB2.0だったはずで、給電関係がよく分かりません。
>>来年は電柱
あのコピペが真実だったりするんでしょうか。
>>CX31993
そんなギャンブルだったんですね。
今のところ上々なのでひと安心しています。
本当は半年間サウンドカードを探していたのですけれど、気になる新製品がない。
近年のWindowsドライバはセキュリティ重視で締め付けが厳しいみたいですし、
古いサウンドカードを買ってもあっけなく使用不可になりそうで途方に暮れていました。
とりあえず初のUSB DACが案外心地よい音を提供してくれて楽しんでいます。
Amazonの初売りで「Arctis Pro + Game DAC」がプライム会員限定で4990円(Amazon販売配送)と
在庫処分とは言えちょっと意味の分からない値段で売っていますね
黒は売り切れて白も残り僅か
別のグレードですが個人的にイヤークッションのAirweaveがお気に入り
破格のセールが来ていたんですね。
上質なサウンドに包まれた良い時間を過ごせることを願っています。