Amazonのセールを眺めていて気がついたのですが、
最近はSSDが面白かったんですね。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09BCM9Y45/MW585APCCYY
まずはAmazonのセール。
KLEVVのC720 2TBが1万2,980円。
PCIe3.0×4と少し前の規格のSSDとなりますが、
DRAMキャッシュ有りでTLC Nandを搭載。
レビューによると、
コントローラーはPhison PS5012-E12S
NANDにKIOXIA TA7BG65AWV 96層 TLC×8枚を両面実装。
キャッシュは512MB
最速最高級の品質とは言えないものの、手堅い構成に見えます。
https://www.dospara.co.jp/SBR1144/IC479220.html
次に気になったのがドスパラ。
Western DigitalのWD Blue SN570 2TBが1万3,900円。
https://www.dospara.co.jp/event/newlife2023-sale.html
通常の販売価格は他店と同じく1.7~1.8万円ほどですが、
クーポンコードに hV5Hy と入力すると最安値の1.4万円弱に。
こちらはDRAMキャッシュを搭載していませんが、
メインメモリの1部+疑似SLCキャッシュを利用するとのこと。
接続はPCIe 3.0 x4、
コントローラーはWestern Digitalのオリジナルモデル、
NANDはKIOXIA BiCS5 112層 3D TLCを搭載しているそうです。
メーカー5年保証も付いていますし、
コスパの良さで定番のSSDが史上最安値を大きく更新しているのは魅力的。
https://ja.aliexpress.com/item/1005005237448593.html
https://ja.aliexpress.com/item/1005005335632079.html
最後に変なの。
中国通販 AliExpress で販売されている MiWhole CT300 です。
PCIe 4.0×4/DRAMキャッシュなし/TLC NAND搭載の2TB SSDが1.1~1.2万円。
お店の宣伝ではDRAMキャッシュ搭載と謳っていますが、
実際には載っていないとのこと。
コントローラーはMaxio MAP1602A
NANDはYMTC TLC-NAND
PCIe 4.0×4だけあって、本当にMAX 7500MB/sの速度が出るそうですし、
しかもSLCキャッシュが切れた後も速度の落ち込みは少ない方。
コントローラーもNANDも中国メーカーが開発したものです。
それでここまでの性能を叩き出しているのは驚異的・・・なのですが、
先日アメリカがYMTC製品に対して禁輸措置を発表していました。
その影響で行き場を失った高性能製品が現在市場に格安放出されているのでは?
なんて言われていますけれど、実際どうなんでしょうね。
寿命に関しては不明ですけれど、
レビュワーさんが挙げてくださっているベンチや使用感を眺めていると、
これ本当に凄い性能なのでは・・・なんて期待してしまいます。
長く使える物なのか?故障対応は?といった製品そのものへの疑問以上に、
これほどの性能のSSDがいつまで格安放出されるんだろう?
消える前に押さえた方がいいんだろうか?なんて方向で迷いそうになります。
あくまで懐とPCの増設スロットに余裕ある方向けの
完全に趣味的製品だとは思いますけれど。
最近日本でもお安くなったQLCの中華SSDに手を出すよりも、
CT300に挑戦してみたくなりますね。